ブラック・スワン

シンガポールへ向かう機内で見たので感想を書くよ!第一弾。ブラック・スワン

50点

以下ネタバレっぽいのでご注意を。


感想。
暗い映画。
登場人物みんなどこか狂っている。
母親の過保護っぷりや、主人公の弱さ、未熟さ。
ヴァンサンカッセル演じるトマスの支配者っぷり。
主人公のニーナが飲み屋で出会ったトムとジェリーと話をしている時に、バレエ界の異質さがはっきりとわかる。
本当のバレエ界もこんなんだったら怖い。

見所としては、ナタリーポートマンの演技力。
実際にバレエを踊っているのは見事。
彼女のプロフェッショナルさを垣間みることができました。
あとはミラ・キュニスの妖艶さ。これは主人公の嫉妬っぷりがそれをさらに引き立てています。

映画自体に広がりも考えさせられるところも特になく、ナタリーポートマンが好き、他に出ているキャストが好き、というような人以外にはあまりおすすめしません。
私がこの映画を見たのが、「これからシンガポールに一人飛び込んで新境地を切り開くぞ!」って時だったのに暗ーい気持ちになりました。